本日9月11日(水)田中敢人先生による親支援講座が行われました。
田中先生は、田中学院特進科の副学院長で、普段は小学生や中学生を教えていらっしゃいます。
講演のテーマは「自分を伸ばせる子の育ち方」
先生が小中学生を指導する中で、いつも受身で言われたことしかできない、『してもらおう』のお子さんが非常に多いと感じるそうです。
自分で何とかしようと考え、色々な物事を『できるようにできる』子になるためには、幼少期の親子のかかわりが大切だそうです。
自分で何とかしようと考えることのできるお子さんは、興味を持ったことにたくさんチャレンジをして、『できた!』という感情や、誰かに『すごいね!』とほめられて嬉しいという感情を覚え、自己肯定感を高めていきます。
逆に、チャレンジすることもなく、いつも人に助けてもらったり、ほめられた経験が少ないと、『どうせ自分には出来ない』と感じ、してもらおうという発想になってしまいます。
大切なのは、遊びやお手伝いの中で安全に失敗させてあげること。失敗してもあきらめず、必死に考えて頑張ったらできた!という習慣が『性格』になります。これは大人が子どもときちんと向き合っていないとできないことです。忙しい毎日ですが、子どもと触れ合う時間をできるだけ多く取りましょう。そんな親の姿を見て、子ども達も何かを感じ取ってくれるはずです。
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